市販のカレールーを使わずに、素材の水分と旨味だけで仕上げるホットクックの「無水カレー」。
「ルーを使わないと味が決まらないんじゃ…?」と思われがちですが、食材の総重量に対する「塩分濃度0.6%」を守れば、驚くほどお店のような深い味わいになります。小麦粉不使用の完全グルテンフリーだから、ダイエットや添加物が気になる方にもぴったりのレシピです。
手軽で美味しい市販のカレールーですが、実は成分のトップにくるほど『油』がたっぷり使われているのをご存知ですか?食べた後に体が重く感じたり、お鍋やお皿にこびりついた脂を洗うのが大変だったりするのも、この油が原因なんです。このレシピではオリーブオイルやココナッツオイルを少量使用しますが、ダイエット中で更にオイルオフしたい場合は不使用でも構いません。食べたあとも胃が軽く、洗い物も本当に楽なのでホットクックを購入された方はまずはじめに作ってほしい基本のレシピです。
失敗しないための「調味パーセント」と塩分計算
無添加カレーを美味しく仕上げる最大のコツは、お肉や野菜など、鍋に入れるすべての食材の総重量を測り、それに対して0.6%の塩分量の調味料を入れることです。日本人の味覚が一番「美味しい(薄すぎず、濃すぎず素材の味が引き立つ)」と感じる塩分濃度が、まさにこの「0.6%」です。
- 基本の計算式:食材の総重量(g)× 0.6% = 必要な塩分量(g)
- 塩・塩麹の場合:塩を使う場合はそのままのグラム数。塩麹を使う場合は、塩麹の塩分濃度(約12%なら塩分量÷0.12)に合わせて調整します。
ぜひ塩分計算機を使って調味料を量ってください。
シンプルな塩だけでも素材の甘みが引き立って美味しいですし、塩麹を使うとさらにまろやかなコクと旨味がプラスされます。
⚖️ こだわり塩分計算機
・ステップ1:食材の重さをはかり①に入力
・ステップ2:②の塩分濃度を選ぶ(基本0.6%)
・ステップ3:③使用する調味料を選ぶ
・ステップ4:「計算する!」をクリック
材料(作りやすい分量 2〜3人分)
- トマト(またはトマトピューレ、トマト缶):約150g〜200g(水分と旨味のベース)
- 玉ねぎ(くし切り):1個〜2個
- 野菜(お好みで)にんじん、なす、ズッキーニ など
- お肉(鶏肉や牛肉など):約200〜300g(手羽元や手羽先の骨付き肉だと骨の旨味が出るのでおすすめ!)
- キノコ類(しいたけ、マッシュルームなど):適量(※旨味がグッと増します!)
- じゃがいも(お好みで・自然のとろみ付けに):1個
- にんにく、しょうが(お好みで)
- お好みで油(ココナッツオイルやオリーブオイルなど)入れなくても美味しく仕上がります。
- 塩 または 塩麹:全重量の0.6%に相当する量
- カレー粉:小さじ2〜5(お好みで調整)
- (とろみを加えたい場合)米粉:適量
ホットクックの設定
- 使用機種:ホットクック KN-HW24G
- 調理モード:カテゴリーで探す ➔ カレー・シチュー ➔ チキンと野菜のカレー(無水カレー)
- まぜ技ユニット:使う(本体にセットする)
- 調理時間:食材をセットする時間+ホットクック約1時間
作り方
1. カレー粉以外の材料を一口大に切り内鍋にいれキッチンスケールで総重量を測る。
※材料を入れる順番は水分が出やすい玉ねぎを下にしましょう。

2. 総重量に対する「0.6%の塩分量」を計算した、塩もしくは塩麹を入れる。お好みでオイルを一回し。
※ダイエット中などカロリーオフしたい場合は入れなくてOK)
3. まぜ技ユニットを本体にセットする。
4. 内鍋を本体にセットし、カテゴリーで探す ➔ 煮物 ➔ カレー・シチュー ➔ チキンと野菜のカレー(無水カレー)を選んでスタートボタンを押したら……あとはホットクックにおまかせ!
5. 加熱が終わったらフタを開け、お好みの量のカレー粉(小さじ2〜5)をいれかき混ぜる。器に盛り付けて完成!
※とろみを調整したい場合は米粉を加えて追加加熱2〜3分、もしくはフタをあけて煮詰める2〜3分

💡 この料理のポイント&アレンジ
1. 自然のとろみをつける工夫
ルーのとろみがないサラッとした仕上がりが気になる場合は、すりおろしたじゃがいもを一緒に煮込むか、米粉を少量溶かし入れることで、小麦粉を使わなくても自然なとろみを出すことができます。
2.水分量について
無水カレーなのでトマトと玉ねぎが水分となります。トマトが苦手な方は玉ねぎを多めにご用意ください。私はトマト缶ではなく、レトルトパウチに入ったトマトピューレを使うことが多いです。いつもストックしてます。

3. 「カレーの壺」でエスニック感アップ!
いつもと違う雰囲気を楽しみたいときは、調味料の一部にスパイス調味料の「カレーの壺」を使うのがおすすめです。ただし、塩分が含まれているため入れすぎには注意が必要です。塩分全体の半分は「カレーの壺」、もう半分は「塩(または塩麹)」になどと塩分計算機を使用して調整することで本格的なエスニック風味を楽しめます。

まとめ
ホットクックと塩分0.6%の理論を使えば、市販のルーに頼らなくても、素材の旨味が凝縮された最高に美味しい無添加カレーが作れます。
キノコで旨味を底上げしたり、カレーの壺でアレンジしたりと、グルテンフリーでも大満足の仕上がりになります。
無添加で食べたあとの胃もたれもないのでぜひ、試してみてくださいね。

